今回のコラムを担当させていただきます、神奈川の(有)山崎表具店・山崎です。
昨年より本会に入会させていただいたばかりですので、まだ顔を合わせていない会員の方もいらっしゃるかと思いますが、このコラムで名前だけでも覚えて頂けたら幸いです。
8月1日に工業会で主催しました第1回経営勉強会に参加してきましたので感想を書かせて頂きます。
個人的な話からになりますが、自分が会社を引き継いでからもうすぐ6年になろうとしております。それまでは経営に携わっていなかったので、右も左も分からず色んな事が手探り状態でした。
そんな中、周りの方に助けて頂きながらここまで続けてくる事が出来ました。 しかしここから先、会社を経営していく中で、今のままで良いのか、何か新しい事をどうやって進めて行けばよいのか・・・と考えて始めていたところへ来た案内状、「中小企業の生き残り戦略」と銘打ったタイトルに興味を引かれ参加させていただきました。
当日の講師は(有)サンクスマインドコンサルティングの伊藤先生でした。
冒頭で勉強会とは全く関係のないご家族との会話を話題に出され不思議に思いましたが、その話が勉強会の導入部分になっており、私は伊藤先生の講義に興味を持ちました。 ほかの方々も同じように思ったと思います。
「経営革新の必要性と成功事例」という今回の勉強会のサブタイトルの通り、経営をする側にとっての今の時代の厳しさ、その時代に合わせ上手に変わっていかなければならない事、 変わっていく為に必要な施策などを大手企業の具体例を出しながら、非常に分かりやすく講義をして頂きました。 中でも印象に残っている話が、イギリスの自然科学者ダーウィンの話を例にとり、企業と生物を同じものとして、 「生き残れるのは変化に対応できるものである」というような例え話をされていたところなどが非常に印象深かったです。
講義が始まってからあっという間に1時間が経ち、その後、質疑応答の時間となりました。 参加された方々の様々な具体的な質問に応答して、伊藤先生は丁寧に応対されていました。 また、伊藤先生から参加者への逆質問のような問いかけもあり、どこをとっても勉強になる非常に有意義な時間となりました。
今回勉強会に参加して、今までの考え方に拘らず、新たな視点や新しい物を吸収していかなければ未来はない!と言われたような気がしますが、 自分には少し難しいと感じました。まずは、続けて行く努力だけは怠らないようにして行くところから始めたいと思います。
最後に、勉強会を企画・運営していただいた皆様お疲れ様でした。 そして倉田会長を始めとした役員・会員の皆様、私自身に至らない点など多々あるかと存じますが、 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
平成26年8月
(有)山崎表具店
代表取締役 山崎 聡一